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「個人でSNSに投稿するのも駄目なのか?」 JRAが掲げる「競馬場内でお断りしている行為」にネットざわつく 広報に話を聞いた(1/2 ページ)

日本語むずかしい……。

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 JRA(日本中央競馬会)が掲げる「競馬場内でお断りしている行為」にTwitterがざわついています。読み方によっては「写真投稿一切NG」とも読めてしまう……? 広報に話を聞きました

画像内テキスト 話題になっている一文。JRA公式サイトより

 注目されているのは、公式サイトで「お断りしている行為」として挙げられた一文、「私的使用目的以外の撮影や、インターネットその他メディアを使って公衆向けにJRA施設内で撮影した写真・動画をライブ配信、録画配信、投稿、アップロード等する行為」です。

 この文章、確かに

(1)私的使用目的以外の「撮影、インターネットその他メディアを使って公衆向けにJRA施設内で撮影した写真・動画をライブ配信、録画配信、投稿、アップロード等する行為」

という形で読めば「私的使用目的であれば全て問題ない」(→商用利用はNG)という意味になりますし、

(2)私的使用目的以外の撮影、インターネットその他メディアを使って公衆向けにJRA施設内で撮影した写真・動画をライブ配信、録画配信、投稿、アップロード等する行為

と見れば私的使用目的であってもインターネットにアップロードすること自体がNG(オフラインで私的に楽しむのはOK)のように解釈できます。

 ネットでは「ファンのSNSまで規制してしまうと一気に廃れるのでは?」「SNSも禁止ってことでしょ?パドック写真やら誘導馬も見れなくなるの悲しすぎる…」「JRAの書き方だとSNSにアップするの全面NGって意味にとれるからややこしい」と解釈を巡り話題にっています。

 編集部でJRA広報に確認をしたところ、こちらの一文が注目されていることは把握しているとしつつ、「一般の人が楽しむことを目的としてSNSなどにアップするのは問題ない」とのことでした。日本語むずかしい……。

 JRAでは、他にも「馬がいる場所でのフラッシュ撮影」「三脚など自立する器具を使用した撮影」などいくつかの「お断りしている行為」を掲載しています。


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