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理解が追いつかない……! 「アルミホイル」でリアルな海を表現した“動く”ジオラマがすごすぎる 軍艦やアヒルさんも(1/2 ページ)

わけがわからないよ。

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 船舶が本物の海を進んでいるように見える不思議な“動く”ジオラマが、Twitterで大きな注目を集めています。

ジオラマ 動く 海面 水 海 アルミホイル
本物の海みたいに動く!? アルキメデスさんのジオラマ作品

 話題になっているのは、アルキメデス(@n26edd3Pt24U3Hk)さんが「アルミホイルを模型に使うのはよくありますが、それで海を作り、リアルな海面を動かすジオラマを作り続ける人」と添えて投稿した作品。さざなみを立てながら海上を進む船舶を表現した素晴らしい出来栄えのジオラマですが、よく見ると……波が動いてる!

 水の流れに逆らいながら前へ進んでいるように見える船体、その周囲を白い波が後方へ流れていく様子は、まるで本物の海を進んでいるかのようです。臨場感たっぷりの不思議なジオラマの動画には、「すごすぎる」「どうやって作っているのか見当もつかない」などといった反応が寄せられています。

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動画で使用しているジオラマ

 製作者のアルキメデスさんに詳しい話を聞いてみると、動いているように見えるジオラマは写真加工アプリを使って、水が流れているように見せているそうです。そこに波の音を追加することで、より臨場感のある映像に仕上げています。

 リアルな海面はアルミホイルで作っているそうで、下地となるウレタンの上にくしゃくしゃにしたアルミホイルをまんべんなく敷き詰めてから、1枚のアルミホイルを表面にかぶせています。敷き詰めたアルミホイルの凸凹が波のアクセントとなり、波頭とうねりの底として表現できるそうです。

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アルミホイルを使った海面の表現

 海面のベースが出来たら次は塗装。グレーかホワイトのサーフェイサーで下地を作り、ブルー系統の塗料で濃淡を付けながら重ね塗りをし、最後に光沢をもたせるクリアを全体に吹きかけ、資料を元に白い波(航跡)をつけて、このようなリアリティのある海面が完成するそうです。

 アルキメデスさんによると、数年前に海外のSNSで動くジオラマを見たことがきっかけとなり、「よりリアルな表現で作れたら」と研究を始めたそうです。ちょうど同じ頃にアルミホイルを使った海面の表現方法と出会い、この2つを組み合わせた「リアルな動くジオラマ」の製作をスタートしたそうです。

 話題になっている動画は作品第1号とのことで、製作したのは約3年前。「いまだに納得できないところがあるので、今後も研究は続くと思います」と、飽くなき探究心を原動力に研究は続けられており、最近は油彩の表現技法も取り入れるなど、さらなる進化を目指しているそうです。

画像提供:アルキメデス(@n26edd3Pt24U3Hk)さん

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