桜井政博さんがデビュー作「星のカービィ」を語るYouTube動画 19歳の頃に書いた当時の企画書も公開（1/2 ページ）

「カービィの役割」といった話も。

[宮原れい，ねとらぼ]

　「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのディレクターで、ゲームデザイナーの桜井政博さんが、自身のYouTubeチャンネルで「星のカービィ」の動画を投稿。企画のもとになったアイデアなどをメインに、制作秘話や開発資料を公開しています。

Youtube番組『桜井政博のゲーム作るには』の動画「星のカービィ」

　YouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」は、8月24日に開設されたばかりの番組。「ゲームの面白さを少しだけ底上げする」ことを目標に、ゲーム制作にまつわる解説動画などを公開しています。

　今回は「いかにしてそのゲームを考えたのか」といった面から作品について制作順に語る、「企画コンセプト」の解説動画となっています。

　ゲームボーイ用ソフト「星のカービィ」は桜井さんのデビュー作ともなったタイトル。大人気シリーズ1作目となる同作ですが、桜井さんが最初の企画書を書いたのは19歳のときで、その当時の企画書の一部も公開しています。

桜井さん本人による“星のカービィ 作ってみた”動画です（YouTubeより）

最初は「吸い込み」ではなかったなんて裏話も（YouTubeより）

　カービィの特徴である「吸い込み・吐き出し」のアイデアのもとや、飛行をできるようにした意図など。当時のゲームの難度の話や、タイトルの役割に関する話も興味深くて面白いです。

　8月26日には、ゲームの「フレーム」を解説する動画も公開。ちなみに今後の更新については「週2〜3回のペースになるようにがんばります」「不定期になるかも」とツイートしています。