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「スシロー」運営元、マグロ偽装疑惑の記事に反論 「担当者が誤った内容を回答した」「『悪意』『悪質』報道は遺憾」

悪意はなく偽装ではないと否定。

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 回転寿司「スシロー」を運営するFOOD&LIFEは8月31日、「マグロ」の偽装疑惑を報じた週刊誌の記事について、「担当者が誤った内容を回答した」とするコメントを発表しました

スシロー
スシローのコメント

 記事によると、スシローがメバチマグロのみを使用していると強調するテレビ番組を見た業界関係者が疑問に思い、また鉄火巻きの味を薄く感じたことから、スシローにメールで問い合わせたところ、メバチマグロが使用されていると回答があったといいます。しかしDNA調査により、鉄火巻きの70%ではキハダマグロが使われていることが判明したと記事は伝えています。

 FOOD&LIFEは報道について、悪意はなく偽装ではないと否定しています。まぐろを使用したメニューは、本マグロ、インドマグロ、メバチマグロ、キハダマグロなどを、メニュー構成や仕入れ状況、時期などにより使い分けており、税別100円で提供している「まぐろ」(握り)についてはメバチマグロのみを使用していると説明。テレビ番組での「メバチマグロのみを使用」という説明は「まぐろ」についてのものだと述べています。

スシロー マグロ
税別100円の「まぐろ」

 鉄火巻についての問合せに対し、担当者が誤った認識のまま「鉄火巻」についてもメバチマグロのみを使用していると回答してしまったと同社は説明。問い合わせた人物にはあらためて正しい情報を説明しており、週刊誌の記者にも誤った回答だったと説明したにもかかわらず、「弊社の販売姿勢に対して『悪意』や『悪質』といった意図があったかの記事の内容となっていることは大変遺憾に存じます」とコメントしています。

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