魚なのに翼のようなヒレで海面を飛ぶ「トビウオ」。そんなトビウオの幼魚を捕まえた、という人がTwitterに現れ話題になりました。小物好きさん(@Apogon0525)がツイートしたトビウオの幼魚の姿は、なんというか……かわいすぎ!
魚体はバケツに入るほど小さいのですが、大きなヒレを広げたまま水中を漂っているその姿はまるで妖精。成長途中のヒレが丸みを帯びており、それがますます愛らしさを加速させます。
こんなに美しいトビウオの幼魚、どこにいるのかと思いきや、小物好きさんによれば、神奈川県某所の岸壁で採取できたとのこと。その方法はシンプルで、大きなひしゃくを使って泳いでいるところを直接すくい上げるんだとか。このツイートを投稿した日には10匹程度、3種類の異なるトビウオを採取できたそうです。
Twitterでは、なかなか見ることのできないトビウオの幼魚の姿に、「すごく美しい……」「綺麗やね」「違う世界の生き物みたい」と、多くの人から感動のリプライが寄せられました。
また、「この時期に港でよく見かけますが、最初私はセミかガの死がいだと思いました。動いているな、と思ってよく見たら魚で、調べたらトビウオの幼魚だったので驚いた記憶があります」とのリプライもあり、もしかすると私たちも気付かないだけで、案外身近なところにこのキレイな幼魚はたくさんいるのかもしれませんね!
トビウオはサンマやサヨリといった魚の仲間で、日本では各地でその姿を見ることができます。サンマの仲間というだけあり味もよく、日本海側などでは干物にしてだしをとったり、お刺身にして食べたりと食材としても人気があります。
※画像提供:小物好きさん
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