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西九州新幹線開業の裏で“消える”駅名? JR九州、「肥前山口駅」改称記念入場券を発売(1/2 ページ)

長年親しんできた駅名が無くなってしまうのは悲しい。

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 九州旅客鉄道(JR九州)は、「肥前山口駅」の駅名を「江北駅」へ改称することにあわせて「『ありがとう、肥前山口駅』記念入場券」を発売します。

肥前山口駅
2022年9月23日に「江北駅」へと改称する肥前山口駅(筆者撮影)

 肥前山口駅は佐賀県江北町にある長崎本線と佐世保線の分岐駅で、1895年に九州鉄道の山口駅として開業しました。1913年に山口県の山口駅が開業したことにあわせて、現在の肥前山口駅と改称。9月23日の西九州新幹線開業と同時に、自治体からの要望に応じるかたちで「江北駅」に改称します。

 同駅は鉄道ファンの間では「最長片道切符の終点」として名前が知られていますが、西九州新幹線の開業によって、その座を新大村駅へ譲ることになっています。

 記念入場券の価格は1セット1000円。700セット限定で、1人1回2セットまでの購入制限を設けます。台紙には長崎本線を走った歴代の列車や肥前山口駅の歴史、表紙には懐かしの駅舎の写真が使われています。

 販売は2022年9月18日〜21日に肥前山口駅北口コンテナショップ「エキ・キタ」付近で、各日9時〜17時に実施します。郵送での販売は行いません。期間中に完売しなかった場合は、肥前山口駅北口から徒歩5分の江北町役場地域振興課窓口にて、9月22日〜2023年3月31日まで販売予定です。



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