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長崎県の無人島・軍艦島を空撮した動画に注目が集まっています。壊れたり、草が生い茂ったり……朽ちながらも現存するたくさんのアパートの風景が、まるで滅亡した後の地球文明のようです。
投稿したのは、写真家のtoshibo(@JIYUKENKYU_jp)さんです。軍艦島こと端島(はしま)に立ち並ぶアパート群。屋根が壊れ天井が抜けていたり、緑が覆いつくしていたりするところはあるものの、建物そのものは崩れずに立っています。
もともとは石炭が採掘されていた軍艦島ですが、1974年に炭鉱が閉山。最盛期には5000人を超えた住民も去り無人島になりました。toshiboさんは、その様子を「人類滅亡後のサンプル」と表現しています。
投稿には「美しい……」「めっちゃかっこいー!」「こういう世界観が好き」「この動画見るだけで心が震えます。この目で一度は見てみたい」などの声が。他にも「NieRの世界みたいだ」「ブレードランナーのBGMが合いそうだな」「藤子・F・不二雄の『みどりの守り神』の世界」など、フィクションの世界をイメージする人もいました。
実際に軍艦島に行った人からは、「10年ほど前に観光船で訪れました。入れたのは外側の通路の一部だけですが、それでも「量感」がすごかったです。海風にさらされながらの「時間」が感じられますね」というコメントもありました。
toshiboさんは廃墟の写真や動画を、TwitterやInstagram、TikTokなどで公開しています。
作品提供:toshibo(@JIYUKENKYU_jp)さん
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