ニュース
コナミ、「桃太郎電鉄 教育版」を教育機関に無償提供へ 貧乏神などケンカになりうる要素は省いて授業用に調整
学校で導入しやすいよう、ブラウザゲームとして開発。地理情報の表示など、授業に役立つ機能も追加されています。
advertisement
コナミデジタルエンタテインメントが今冬(2023年)より、「桃太郎電鉄 教育版」を学校などの教育期間に無償提供すると発表しました。昔から「地理の勉強になる」と言われてきたゲームが、とうとう本当の教材に。
桃鉄はプレイヤーが鉄道会社の社長となって日本全国を巡るボードゲーム。地方色あふれる物件を買い集めて資産額日本一を目指すゲーム性には、「地理や経済に興味を持つきっかけとなった」との声も多く、同社はそれに応えて教育版の開発を始めたといいます。
学校のPCやタブレットでプレイできるよう、形式はブラウザゲームに。班構成やプレイ時間などをコントロールできる、教員用の管理ツールも提供されます。
到着した駅周辺の地理情報を表示するなど、学習に役立つ機能も搭載。授業時間内にゲームを終えられるよう、マップを一部地方に限定するモードも用意されています。
なお、「誰かを指定して攻撃カードを使用する」といった、生徒間のトラブルへ発展しうる要素は排除。プレイヤーの足を引っ張る「貧乏神」も省くなど、資金が激しく変動しないようにゲームバランスを調整しているとのことです。
読まれている記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Switch「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」が300万本突破! YouTubeの動画再生回数は約1億9600万回に
どこまで売れるんだ……! - 【育児あるある】息子が「また家族で桃鉄やろうよ! 恨みっこアリで……」と言ってきた
家族といえども、それだけはいけない。 - 「桃鉄」がボードゲームになって登場 機関車のコマや紙のイベントカードで物理的に具現化
ゲーム版とは違った楽しみがありそう。 - 桃鉄コラボで大丸東京店がリアル「超丸デパート」化 看板も紙袋も「CHOMARU」に
桃鉄のSLを「大丸・松坂屋さくらパンダ号」にできるシリアルコードプレゼントも。 - 『桃太郎電鉄でわかる都道府県大図鑑』発売決定 自然に地理が身につく「桃鉄あるある」を書籍化
東進ハイスクールの地理講師、村瀬哲史先生監修。 - JRA×桃鉄コラボのすごろくゲーム「桃太郎電鉄ダービー」特設サイトで無料公開 貧乏神マジでやめてええええ!
お金の代わりに「運」を集めてレースに挑戦。