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エリザベス女王専属のバグパイプ奏者が国葬の終盤に披露した「最後の演奏」が多くの人の胸を打っています。
9月19日、ウェストミンスター寺院で行われ、世界中から約2000人が参列したエリザベス女王の国葬。BBCや英国王室のWebサイトによると、その終盤には、毎朝9時から15分、女王がいる部屋の窓の下で選りすぐりの曲を演奏していた女王専属のバグパイプ奏者が哀悼の曲を披露しました。彼はセントジョージ礼拝堂で女王の棺が地下に降ろされていく際、バグパイプの音色を礼拝堂に響かせながらカメラに背を向け、退場していきます。
この演奏には、Twitterで「映画のラストシーンの様に切ない…」「息を呑むほどの美しい音色と映像美」「これ生で観てたけど、すごく美しくて鳥肌立ったなあ…」「一人の音楽家が、大勢の高尚な演説者よりも多くを語ることができるときがある」などと国内外から感動の声が数多く寄せられています。
【2022年9月21日12時追記】
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