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フランスで活動するドイツ出身のアーティスト、ステファニー・キルガストさんの古本に施した粘土彫刻が「美しい」と注目を集めています。廃棄された古本に色とりどりのキノコやサンゴの彫刻が施されており、まるで命が宿ったように見えます。
ステファニーさんが2022年に手がけた「Half Full Half Empty」という作品は、古本にブルーを基調としたキノコや昆虫の粘土彫刻が施されており、まるで古本からキノコや虫が育っているようにも見えます。
ピンクやオレンジにブルーの蛍光色で作ったマンネンタケのような菌類やスライムのような粘菌の彫刻で装飾施した作品には、「とっても美しい」「超カラフルで大好き」といった声が寄せられています。
自然を愛するステファニーさんは自然からインスピレーションを受けて作品を手掛けるそうです。2017年からは廃棄されたものをアートにアップサイクルする「Discarded Objects(捨てられた物)」シリーズを手がけており、古本の彫刻シリーズ「Knowledge?」もその派生作品。これらの作品は人間の活動と失われつつある自然のバランスについて言及しているとしています。
現在、ステファニーさんの作品はオンラインマーケットプレイス「Redbubble」で、ポスターとして販売されています。また、Instagramでは他にもカラフルな古本の彫刻アートが目を楽しませてくれます。
Image credit:Stephanie Kilgast(Instagram)
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