小学生時代、見ず知らずのギャルに「メル友になって」と声をかけたら…… ほっこりする友情を描いた漫画に「いい話」「優しい大人」の声(1/2 ページ)
2人がまた出会えたらいいなぁ……!
「このギャルを探しています」。小学生の頃に仲良くしてもらったお姉さんの思い出を描いた漫画がTwitterに投稿され、10月5日現在4万1000件もの「いいね」が寄せられるなど注目を集めています。
漫画家の小林潤奈さんは、小学生の頃にすこし変わった思い出があります。
それは、ギャルに声をかけ、メル友になってもらったこと。当時ギャルに憧れていた小林さんは、ゲームセンターでアルバイト中のギャルを発見し、勇気を出して「メル友になってください」とお願いしたのです。
突然のことにも関わらず、ギャルは「いいyo〜」と快諾。連絡先を交換したふたりは、「じゅんちゃん」「アヤちゃん」と呼び合い、メールで「ギャルが持ってるピカチュウの着ぐるみどこで買えるの?」といったたわいのない会話を楽しみます。
また、時には電話でお話しをすることも。大人になった小林さんは、そのときのギャルのアヤちゃんの対応を思いかえし、「こんな子どもを相手にしてくれてめっちゃ優しくない?」と感動。「本当に感謝。人生のお手本にする」と思っているのだそうです。
ある日、アヤちゃんから電話がかかってきました。「ほら、謝りなって」と怒っているアヤちゃんは、なぜか彼氏と通話を交代します。「アヤが浮気してると勘違いして、連絡するなって言いました ……ごめんなさい」と、見知らぬ男性に謝られ戸惑う小林さん。「大丈夫」と答えたものの、通話を終えた後、「なんだったんだ、アレ……」と途方に暮れてしまうのでした。
電話の一件以来、気まずくなってしまい、小林さんはアヤちゃんと連絡を取らなくなってしまいました。しかし、憧れのギャルと仲良くなれたことはうれしく、アヤちゃんの優しい思い出を振り返り「元気にしてたらいいな」と思う小林さんなのでした。
漫画には、「いい話!!!」「ほっこりにっこりした!!」と好評。仲良くしてくれたアヤちゃんについては「誠実なギャル」「優しい大人…」といった声が寄せられていました。
また、この漫画をきっかけに再会を願う人も少なくなく、「見つかりますように」「見つかったら感動しちゃう」「ギャルが元気でいますように」といった声も集まりました。
小林さんはTwitterやブログ「小林おでぶろぐ」で日常を描いた漫画を公開。レシピ漫画『禁断の変態ごはん』、コミックエッセイ『小林姉妹はあきらめない!』も販売中です。
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