日常のハッとするような気付きを与えてくれるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「その視点はなかった」。今回は関西の人がよく使う「知らんけど」に込められた意味を解説したものです。
実はすごいんですよ。知らんけど
「知らんけど」とは、「以上の発言内容の正確性、有用性は一切保証されておらず、その内容や情報を利用することにより直接及び間接的に生じた如何なる問題、損害に対しても自分は一切の責任を負わない」という免責事項を、わずか5文字で表現する関西人の叡智の結晶。
全国民が使えば良いと思います。
知らんけど(朝倉祐介さんのツイートより)
朝倉祐介(@Jockey723)さんによる、関西の人がよく使うフレーズ「知らんけど」についてのお話。いわく「以上の発言内容の正確性、有用性は一切保証されておらず、その内容や情報を利用することにより直接及び間接的に生じたいかなる問題、損害に対しても自分は一切の責任を負わない」という、契約書などで見かける「免責事項」の文章。これを関西人の英知によって、たった5文字にまで短縮したのが「知らんけど」なのだそうです。
言われてみれば、与太話や冗談の最後に「知らないけどね」と付け加えるのは、関西出身でなくともやっていることではないでしょうか。さすがにここまで細かく考えたことはありませんが、免責事項と考えると確かにしっくり来ます。
このツイートには「マジでコレな。知らんけど」「東京生まれ東京育ち東京住みの俺もよく使う。これもう汎用言霊決戦兵器やろ」「道民が使いこなす免責の助動詞『さる』は更にコンパクトで応用が利く。試される大地が生んだ英知」など、「知らんけど」の便利さに同意する声や、似たような意味合いの単語の情報も寄せられています。どうやら私たちが思っていた以上に万能で、すごい言葉だったのですね。知らんけど。
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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