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体育祭の種目に「eスポーツ」のある学校が楽しそう 優勝者「運動では貢献できないのでここで活躍できて良かった」(1/2 ページ)
ちなみに優勝したのは非公式オンライン大会の覇者。超高校級じゃないか。
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体育祭の種目にeスポーツ(「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」)がある学校に、「こんな学校に行きたかった」とうらやむ声が上がっています。優勝したよこしゃーぷ(@yokoyoko_24)さんに詳しい話を聞きました。
よこしゃーぷさんの通う学校では、2020年から体育祭にeスポーツを採用。スマブラの試合を1対1、2対2、1対1の順で行い、2本先取した人が勝ち進む形式だそうです。ルールは、1対1が「終点アイテム無しのガチ対戦」、2対2は「切り札ありアイテム一部ありの対戦」だったとのこと。
実はよこしゃーぷさんは、スマブラの非公式オンライン大会「マエスマ」と「タミスマ」で優勝した、2冠王のロボット使い。草野球にプロがお忍びでまぎれ込んでいるようなものですし、楽勝だったのだろうと想像されますが、実は校内にオフライン大会の猛者がいるので余裕はなかったそうです。なにそのコロコロのホビー漫画みたいな学校。
それでも、級友に実力を知られていたよこしゃーぷさんは、期待に応えようと奮戦し見事優勝。「運動で貢献できない人間なのでここで働けてよかった〜」と報告したツイートには、「うちの学校でもAPEXかVALORANTでやってほしい」「運動が苦手な人も活躍できてとても良い」「多様性ってこういうことだよな」など、さまざまな反応が寄せられています。
画像提供:よこしゃーぷ(@yokoyoko_24)さん
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