漫画『作りたい女と食べたい女』が実写ドラマ化 野本さん&春日さんの先行ビジュアルに「ぴったりの最高の人選」「再現率がすごい」(1/2 ページ)
11月29日から、平日夜に毎日放送します。
NHKは10月18日、漫画『作りたい女と食べたい女』(ゆざきさかおみ著、KADOKAWA)の実写ドラマ化を発表しました。NHK総合で、11月29日から全10話を放送します。
『作りたい女と食べたい女』は、ゆざきさかおみさんによる漫画作品。料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性の日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や、女性同士の連帯、2人の間で育まれる恋愛を描いています。SNSでは「つくたべ」として親しまれており、宝島社が発表する「このマンガがすごい! 2022」ではオンナ編第2位にランクインするなど注目を集めています。
“作りたい女”野本ユキ役を演じるのは、俳優の比嘉愛未さん。“食べたい女”春日十々子役は、配役オーディションで選ばれた西野恵未さんが演じます。公開されたメインビジュアルでは、和やかにお茶を楽しむ2人の姿が。原作漫画の雰囲気にぴったりなキャスティングに、Twitterでは「春日さん雰囲気あってる〜!」「春日さんの再現率がすごい、かわいい」「野本さんが比嘉愛未はぴったり」「ぴったりの最高の人選」と絶賛の声が集まりました。
ドラマ「作りたい女と食べたい女」は、2022年4月から始まったNHKドラマ枠「夜ドラ」で放送。朝の連続テレビ小説と同様、15分のドラマが平日22時45分〜23時に放送されます。
主演・比嘉愛未さん コメント(野本ユキ役)
ごはんを作って食べる
生きていくうえで必要な時間を誰と過ごすか。
この作品に触れて、大切な人と一緒にごはんを食べることがどれだけ幸せなことなのかを改めて感じました。
社会や周りの価値観と、自分自身との間に生まれる矛盾や葛藤。
30代女性のリアルな日常を繊細に描かれているのもとても魅力的で、今のわたしだからこそ表現出来ることがあるのではないかと、そして、今回ご一緒した西野恵未さんとの出会いにもご縁を感じました。
お芝居未経験にも関わらず、自分らしく春日さんとして存在してくれた彼女にとても救われました。
生きていると、時にご褒美のような出会いに恵まれることもあるから不思議ですね。
ぜひ「つくたべ」の世界観に皆さまも浸ってもらえたら幸いです。
毎回出てくるおいしそうな料理たちを見て、深夜におなかがぐーぐーなっちゃうかもしれませんのでご注意を笑
【西野恵未さん コメント(春日十々子役)】
今回春日さん役を演じさせてもらいました、西野恵未と申します。はじめまして。
個人的には初めての演技とドラマ出演ということで、日々新しい出来事にワクワクしながらチームの皆さんと一緒に春日さんという役を作り込み、撮影に挑みました。
そして、比嘉愛未さんは私にとって初めてできた俳優の先輩です。出会えてよかった!と心から思っています。
劇中ではおいしそうな料理がたくさん出てきますし、比嘉さん演じる野本さんと春日さんがその料理を一緒に食べながらストーリーが進んでいきます。
それぞれが歩んできた人生や、野本さんと春日さんが出会うことで少しずつ育まれる関係性があたたかい温度感を通して伝わる作品だと思います。
2人の生活を、是非のぞきに来てください。
この作品がたくさんの人に届きますように。
【原作・ゆざきさかおみさん コメント】
『作りたい女と食べたい女』がNHK夜ドラ枠で実写ドラマ化することになりました!
漫画でしかできない表現、映像でしかできない表現、それぞれがあり、野本さんと春日さんの新たな一面が見られるのかと思うとうれしくてなりません。
一視聴者としてふたりに会えることをとても楽しみにしています!
【脚本・山田由梨さん コメント】
脚本依頼のお話をいただいたとき、自分自身が「つくたべ」の一読者であり、大好きな作品だったので、非常に驚きうれしく思いました。 それと同時に、ゆざき先生が大切にされているジェンダー観や、他者への繊細な思いやり、優しさなど、この作品の世界観をしっかりと守りドラマでも丁寧につたえなければいけないと奮い立ちました。
この作品を心の支えに感じている原作ファンの方々が、たくさんいらっしゃると思います。そのようなみなさんにも、ドラマ化で初めて「つくたべ」を知るみなさんにも、楽しんでもらえる作品になるようにと思いながら脚本を書きました。楽しんでいただけたら幸いです。
【制作統括・坂部康二 コメント】
ドラマで描かれる女性像は、どんどんアップデートされています。男性主人公を支えたり、恋の相手としてだけ存在するのではなく、また女性同士がいがみあってマウンティングし合うのでもなく。ゆざきさかおみさんの『作りたい女と食べたい女』を読んで、現代女性の“物語”として、とても魅力を感じ、ぜひドラマとして描きたいと思いました。
女性同士の連帯や絆とともに、これまでドラマとして取り上げられることの少なかった女性同士の恋愛を、ゆっくりゆっくり、丁寧に表現していきます。この物語を必要とする誰かに届けられるように、誠心誠意つくります。
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