横浜FCは10月18日、元サッカー日本代表の中村俊輔選手が44歳で現役引退することを発表しました。現役生活は26年に及び、サッカー日本代表として通算98試合出場、24得点をあげています。
中村選手は1978年6月24日生まれで神奈川県出身。1997年4月、横浜F・マリノス所属選手としてJリーグに初出場を果たすと、2000年のシドニーオリンピックや2006年のFIFAワールドカップなどで日本代表選手として選出されたほか、イタリアのレッジーナやスコットランドのセルティックFCなどでも活躍しました。個人のタイトルとしては、Jリーグ年間最優秀選手(2000年、2013年)やスコットランド・プロサッカー選手協会年間最優秀選手(2006年−2007年)などを獲得しています。
中村選手は引退にあたり、コメントを発表。「サッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました。本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました」などとチームメイトや監督・スタッフ、ファンらに感謝の気持ちを伝えています。
今回の引退発表にTwitterでは、「私が幼い頃からずっとヒーローでした」「あなたのプレーは何年経っても色褪せません!これからもずっと応援してます」とねぎらいの声が多く寄せられました。横浜FCは「#ありがとう俊輔」のハッシュタグで中村選手へのメッセージを募っています。
中村俊輔選手のコメント全文
今シーズンをもち現役から退く決断をしました。
幼稚園のときにサッカーボールを蹴り始めてから、40年もの月日が経ちました。
はじめは、楽しいという思いだけで始めたサッカー。
そのサッカーが仕事となり、プロサッカー選手として26年間も過ごすことができました。
長いサッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました。
一緒に戦ってくれたチームメイト、指導をしてくださった監督・コーチ、ケガの治療やケアをしてくれたドクター・トレーナー、クラブに携わっていただいた方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファン・サポーター、全ての皆様に感謝申し上げます。
本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました。
26年間多くのご声援、ご協力をいただき誠にありがとうございました。
中村 俊輔
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頑張れキング・カズ、お前がナンバーワンだ……!