専業主婦、パート、フルタイムを全て経験した2児のママが感じたのは…… 子育てと働き方の本音に「共感しかない」「常にもがき続けてる」(1/2 ページ)
自分と家族にあった生活にたどり着くのが大変。
専業主婦・パート勤務・フルタイム勤務。3パターンの暮らし方を経験したママの本音がTwitterに投稿され、記事作成時点で5万6000件の「いいね」が集まるなど、大きな反響を呼んでいます。
育児と働き方、3パターン経験して思ったこと
3パターン全部経験して思ったこと
専業主婦
→生活の中での閉塞感、謎の罪悪感が半端ない。
パート勤務
→分担比率、家事育児100%+仕事は、全然楽じゃない
フルタイム勤務
→子どもの顔を見る余裕なく、何のために働いてるかわからなくなる。
とにかく記憶がぶっ飛ぶ。
現場からは、以上です。(こじゆかさんのツイートより)
投稿者は、10歳と7歳の2児を育てるこじゆか(@kojiyuka_nico)さんです。現在は家事代行や献立プランナーの仕事をしているこじゆかさんは、これまでに専業主婦・パート勤務・フルタイム勤務という3パターンの暮らし方を経験。それぞれの立場で感じたことをTwitterで発信しました。
まず、専業主婦のときは、「生活の中での閉塞感、謎の罪悪感が半端ない」と感じたといいます。専業主婦の場合、家事や子育てに専念できる反面、働いていないことへの閉塞感や罪悪感を抱いてしまう人は多いようです。
パート勤務のときは、「分担比率、家事育児100%+仕事は、全然楽じゃない」と感じたのだとか。パート勤務はフルタイム勤務に比べると勤務時間が短いですが、家事・育児のすべてを妻が担う場合は、妻の負担がとても大きくなります。
フルタイム勤務のときは、「子どもの顔を見る余裕なく、何のために働いてるかわからなくなる。とにかく記憶がぶっ飛ぶ」とのこと。フルタイム勤務の場合、収入が増える反面、忙し過ぎて子どもとゆっくり過ごす時間が取れないことに悩む人は多いようです。
この投稿には、「全て経験してるが共感しかない」「ちょうどいい働き方を見出すのは至難。常にもがき続けてる」「子の成長に合わせて変えてくしかない」「みんな毎日よく頑張ってる」など多くの意見が。また、「最終的に在宅ワークに落ち着いた。あらゆるストレスが激減し、今が一番ベスト」など、新たな働き方を見出した人の声もありました。
共感を集めた投稿ですが、こじゆかさんはこれをあくまでも個人の感想だとした上で、「『大変さ』というのは、立場・環境・性格によって人それぞれ感じ方が違う。だから、外部の誰かが勝手に正しいかどうかをジャッジすることじゃない。私はそう思う。しんどい時に『大変だ』って、言葉にするくらいいいじゃないか。それで、また頑張れるなら」とコメントしています。
専業主婦・パート勤務・フルタイム勤務など、子育てをする人の暮らし方にはさまざまな選択肢があります。考え方や環境は一人ひとり異なるため、決まった「正解」はありません。家族や周囲の人と話し合い、より良い生活の形を見つけていきたいものですね。
こじゆかさんは、この他にもTwitterアカウント(@kojiyuka_nico)で自身の活動や日常を発信している他、Instagramアカウント(@kojiyuka_nico2)やブログ「nico2Life」で、“「ラク」なのに「ちゃんと仕上がる」レシピ”や“家事のコツ”を公開しています。
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