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警察のシンボル「日章」も 日本のものづくりの現場の見学動画がTwitterで話題に 福井県の陶磁工房で撮影(1/2 ページ)

鉄製だと思ってた。

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 日本の伝統工芸の1つ「陶磁」を専門にしている職人の工房を見学する映像が、Twitterで話題になっています。

 話題になっているのは金谷 勉(@cementblue)さんが投稿したものです。「皆さん一度は見たことがあるアレ」と添えられた映像には、福井県にある工房で作業に没頭する1人の職人の姿が映し出されています。陶磁工芸家が作品を作っている風景を撮影しているのですが、金谷さんがカメラを構えたまま振り向くと、そこには「桜の代紋」とも呼ばれる「日章」の姿が!

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福井県にある工房を訪れると

 日章は警察署や交番といった警察施設の入り口、警察官が運転するパトカーの前部などに設置されている警察のシンボルマークです。

 福井県といえば眼鏡で有名な鯖江市など、ものづくりが盛んな地域ですが、警察の日章も7割以上が県内の工房で作られているそうです。動画に映された日章はサンプルと見られますが、金谷さんによると「裏面の構造や釉薬(ゆうやく)などの技術は陶磁だから半永久的に保つ」そうです。

 Twitterでは「陶磁器なんだ!」「金属じゃなかったのか」「焼き物だったの!?」と、金属製だと思っていた人が多かったようで、陶磁器であるという事実に驚いたという反応が寄せられていました。

 動画を投稿した金谷さんは「おうちで工場見学」と題して、日本の職人と各地の伝統工芸の現場を紹介する動画シリーズを手掛けており、TwitterやYouTubeなどで配信しています。

画像提供:金谷 勉(@cementblue)さん

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