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力学的に考える“タピオカドリンクをこぼさず持ち運ぶ方法” 腕を振ってしまったときは「腕の力を抜く」か「そのまま回転」(1/2 ページ)
ドリフのヒゲダンスでバケツ振り回すやつだ。
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コーヒーショップなどのドリンクをテークアウトしたとき、こぼさず持ち運ぶ方法を力学で解説した動画が参考になります。ウキウキしてつい腕を大きく振ってしまったときも、これを思い出せばきっと大丈夫。
主に技術系の真面目な動画や不真面目な動画を投稿しているYouTubeチャンネル「ラムダ技術部」のショート動画。カフェチェーン「ゴンチャ」でテークアウトしたタピオカドリンクを例に、手提げ袋を振り上げてしまったときの対処法を解説しています。
このとき、いきなり腕の動きを止めるのは禁物。カップの速度はゼロになっても、中身は慣性で動き続けようとするため、大きな力がはたらいてこぼれてしまいます。
そこで推奨されるのが、腕の力を抜いて、手提げを自然に落下させること。この繰り返しで少しずつ止める力をかければ、ドリンクの速度が減衰されこぼさずに済むわけです。
動画は、袋を真上まで振り上げてしまうわんぱくなケースまでカバー。そんなときはいっそのこと、腕の長さが70センチの場合、秒速2.62メートルを超える速さで腕を回転させれば、遠心力が重力を上回ってこぼれないとしています。やっていることは昔「8時だヨ!全員集合」でヒゲダンスの2人がバケツを振り回していたのと同じだけど、ここまでアカデミックに解説されると納得感すごい。
ラムダ技術部ではほかにも、スタバ商品のコスパを偏差値で表したり、お酒からアルコールを除去してノンアルにしたり、ユニークな動画が見られます。
動画提供:ラムダ技術部
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