弓矢で鍵穴を狙い7連続命中させる神業！ ギネス世界記録の射手がもはや生ける伝説（1/2 ページ）

鍵穴の幅は10ミリ未満。もう平家物語の那須与一とか三国志の呂布とか水滸伝の花栄とかそういう領域。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　ギネス世界記録を達成した、弓矢で鍵穴を射抜く動画がまさに神業です。こんなのもう那須与一とかの世界じゃん……。

挑戦の様子。射手は左、標的の鍵穴は右に表示されています

鍵穴の丸い部分に見事的中。これを7連続でクリアしたというのだから意味が分からない

　偉業を達成したのは、デンマークの画家にして作家、そしてアーチェリーの名手でもあるLars Andersen（YouTubeチャンネル）さん。ノッキングポイントやアローレストといった、矢を支える器具のないクラシックな弓を使い、幅10ミリ未満の鍵穴を狙撃しました。

挑戦前に鍵穴のサイズをノギスでチェック

鍵穴を貫通させることを想定し、尾羽のないカーボン矢を使用

　動画では命中せずに弾かれているように見えますが、スロー再生すると、確かに矢が鍵穴に入ってから外れている様子が見られます。Andersenさんはこれを7連続で成功させ、見事ギネス世界記録に認定されました。

　Andersenさんは、普段から弓矢が実戦で使われていた時代の技術を研究し実践。YouTubeチャンネルでは、コインや水滴を射抜き、矢で矢を撃ち落とすなどの離れ業も披露しています。

画像はLars AndersenさんのYouTubeチャンネルより