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東京都と神奈川県の都県境にある陣馬山(陣場山/じんばさん)にて、休憩舎に設置していた「直火・焚き火 禁止」の表示板が何者かに燃やされる事件が発生しました。東京都環境局の多摩環境事務所がTwitterに現場の写真を投稿し、「悪質すぎる」「許せない」と話題になっています。
表示板は、山火事防止のために、山頂にある休憩舎の外壁に設置していたもの。投稿された写真では、壁から無理やり外されており、「直火・焚き火 禁止」の文字が読めなくなるまで燃やされ、真っ黒になった表示板が確認できます。
多摩環境事務所の自然公園担当はハッシュタグ「#器物損壊」を付けてツイート。「山火事防止のため、多摩産材の木で丁寧に作ったものなので、とても悲しい。山に登る人は自然に対しても人に対しても思いやりの気持ちを持ってほしい」と訴えています。
悪質な行為にTwitterでは「信じられない」「言葉が出ない」と悲しむ声や、「悪戯の域を完全に超えてる」「こう言う場合、企業も役所もおよび腰になるけど、逆に徹底的にやって欲しい」といった声が上がる反響を呼んでいます。
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頭では分かっていても、なかなか徹底できないこともありますし、これを機会に肝に銘じておきましょう。