1人でラーメン屋さんに行ったら、ほかのお客さんに冷やかされて……そんなときに店長さんが助けてくれた思い出を描いたお話がステキです。
作者のごぼふく(@gobohuku)さんが今から約20年ほど前、夜の繁華街で体験した出来事。当時ごぼふくさんは、よく1人でいろいろなラーメン屋さんを食べ歩いていたのだそうです。
当時、若い女性が1人でラーメンを食べているというだけで、酔っ払いに「一緒に食べようか」と言われたり、「女が一人で食ってんじゃねーよ」と心ない言葉をかけられたりしたことがあったといいます。
その日もラーメン屋さんで、ほかのお客さんに大いに冷やかされていたごぼふくさん。
それを見た店長さんが「いまッ その子はッ!! うちのらぁーメンと!! 向き合ってるんだからッ 邪魔ッすん…ないで下さい!!」と、怒り慣れない様子で、不器用ながらも勇気をもって絡むお客さんを蹴散らしてくれたのだそうです。
おわびのドリンクまで出してくれた店長さんの対応に、ごぼふくさんは「惚れたよね」「一生通うと決めたよ」と心の中で思うのでした。
漫画を読んだ人たちからは「女性が1人でラーメン食べたり男性が1人でスイーツ食べたりする事が何でこんなにハードル高いんだろう」「絡んでくる奴らの器が知れる…引き換え店長さんの男気ったら!それは惚れますよね」「素敵すぎます! ラーメンと向き合ってるんだから邪魔すんな! 共感の嵐です」など、共感や店長さんへの賛辞が寄せられています。
今の時代は減ったかもしれませんが、好きなものを食べているときにこのようなことがあると、楽しさもおいしさも台無しになってしまいます。そんなときに、不器用な対応だとしても、しっかり言って蹴散らしてくれた店長さんの優しさがステキです。
作品提供:ごぼふく(@gobohuku)さん
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