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東日本旅客鉄道(JR東日本)は、同社公式の鉄道運転シミュレーター「JR東日本トレインシミュレータ」(関連記事)の正式版を2022年11月15日に配信すると発表しました。ゲーム配信プラットフォーム「Steam」で配信し、価格は2980円です。
JR東日本トレインシミュレータは、JR東日本の運転士が実際に使用する訓練用シミュレーターを一部加工し、実写の映像と走行音を自宅で楽しめるように提供する鉄道運転シミュレーター。実際に業務用シミュレーターを制作する音楽館が開発を手掛けました。
正式版で体験できる路線は、第1弾として「東海道線E233系3000番代」「中央線快速電車E233系0番代」「大糸線211系」の3路線です。基本パックで体験できる区間は、東海道線下りの東京から品川まで、中央線快速電車上りの高尾から八王子まで、大糸線下りの松本から梓橋まで。
基本パックの区間よりも長距離の区間を体験できるダウンロードコンテンツ(DLC)も提供します。DLCの購入で、東海道線下りの東京から熱海まで、中央線快速電車上りの高尾から東京まで、大糸線下りの松本から南小谷までを体験できるようになります。DLCの価格は東海道線が3980円、中央線快速電車は2980円、大糸線は2980円。
2022年11月1日現在は開発中の早期アクセス版(980円)を配信中で、すでに早期アクセス版を購入しているユーザーは、正式配信開始後の無料アップデートで正式版を利用できます。なお早期アクセス版で体験できる「京浜東北線」「八高線」は、正式版では体験できなくなります。これら2路線を体験するなら今のうち。
(大泉勝彦)
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