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ツナ缶に「ゴキブリ」とみられる虫が混入していた問題(関連記事)を巡り、はごろもフーズが下請けの興津食品を訴えた裁判で、静岡地方裁判所は約1億3000万円の賠償を命じました。東京新聞などが報じています。
「シーチキンLフレーク」に虫が混入していると発覚したのは2016年のこと。同製品は山梨県甲斐市内のスーパーマーケットで販売されていました。問題が発覚した当時、SNS上では「恐ろしい」「しばらくは食べない」など物議を醸していました。
当時、はごろもフーズは購入者から「製品に虫が混入している」との報告を受けて調査した結果、製造工程で混入した可能性が高いと判明したと発表。同製品は製造日から約1年10カ月が経過し、その間に購入者から報告もないことから、「連続性はない」として回収はしない方針を示しました。
虫が混入した興津食品の工場では、整理整頓、清掃の徹底に加え、防虫対策、専門業者による消毒の徹底を実施。後日、当面の間、該当工場での製造休止を発表しました。
その後、はごろもフーズは社長直下に「異物特別対策室」を設置し、専任職員を配置したことを発表。外部の有識者を加え、防虫対策の見直し、消毒や駆除作業の頻度の引き上げなどを実施しました。
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「これ一個でこの値段ですか!?!?!?」など批判が殺到。