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真っ赤に熱して1000トンでズシーン! こうして鉄の棒が「工具」になる 知られざる工具鍛造工場の大迫力にワックワク〜!(1/2 ページ)

「鉄は熱いうちに打つべし!」。TOPのモンキーレンチだぁぁ!

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 鉄をアツアツ真っ赤にして、ズシーン。す、すげぇぇ! 鉄の棒から「工具」ができるまでの様子にわっくわくです。

トップ工業の鍛造工場に潜入!
日本の工具メーカー「トップ工業」の鍛造工場に潜入!(トップ工業株式会社 TOP Kogyo Co., Ltd.より、以下同)
トップ工業の鍛造工場に潜入! 工具の原料になる鉄の棒 アツアツの鉄棒をハンマーでズシーン! 特大ハンマーを操作する職人さん できたてのモンキーレンチ、まだアツアツで真っ赤
【TOP】【工場見学】動画で工場見学ツアー始動!?工場に行った気になれる!?ただの鉄棒が工具の原型になるまでの工程をお見せします!【鍛造編】(YouTube/トップ工業株式会社 TOP Kogyo Co., Ltd.)

 ネジやボルトを回す、つまむ、叩く、外す、取り付ける、開ける、磨く──。工具は皆さんもご存じ一家に1つはあり、クルマ好きやDIY好きの人はもちろん、プロがいる「ものづくり」のあらゆる現場で活躍する道具です。

 工具は、プロの道具として性能や効率、使いやすさを求め「これがなければ、これでなければダメだ。仕事にならない」という人だらけです。クロムモリブデン鋼やニッケルクロムバナジウム鋼といった工具の屈強な合金素材に萌え、機能美や造形の美しさに魅せられて製造国やメーカー/ブランドにこだわる「工具好き」の人も多いです。

工具の原料になる鉄の棒
単なる鉄の棒が……屈強な「工具」になる!

 何より、工具は絶対的な「強さと信頼」が必須です。固く締まった鉄のボルトを回したいのに、工具が負けてクニョッと曲がったり、ナメてしまったりするのでは使いものになりません。

 そんな「強い工具」はどのように作られるのでしょう。「TOP」ブランドで人気の国内工具メーカー・トップ工業の、知られざる工具鍛造工場へ潜入しましょう。

アツアツの鉄棒をハンマーでズシーン!
「鉄は熱いうちに打つべし!」

 ゴォォォ……! 材料の鉄の棒をガチすぎる釜で熱して真っ赤にします。画面を見るだけで熱い気がするくらい真っ赤だ……!

 「これが、鉄は熱いうちに打つべし!」だー! ……と思っている間にズズン! 1000トン(!)プレス相当の打撃で、ガンガン叩いてかたちを整え、鍛えます。

特大ハンマーを操作する職人さん
ガンガンガン……特大ハンマーを操作し、鉄を鍛え、かたちを整える職人さん
できたてのモンキーレンチ、まだアツアツで真っ赤
まだアツアツで真っ赤! 鍛造されたてのTOPのモンキーレンチ誕生! その後、穴開けてバリ取りして磨いて、他のパーツも組み付けて製品になる

 ガンガン、ドシーン、鉄が冷めるまでガンガンガン……。真っ赤に熱してズドンと超重量で豪快にプレスして、職人の手で丹念に鍛え、精密に仕上げていくことで「強い」工具になります。TOPの工具が多くのプロの現場も使われる理由、ちょっと分かります。皆さんのお家にもお一ついかがですか?

(カナブンさん)



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