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初乗り500円、メーター加算100円 東京23区、武蔵野市、三鷹市のタクシー運賃きょう値上げ 12月には名古屋市などでも値上げへ(1/2 ページ)
消費税引き上げを除くと約15年ぶりの値上げに。
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東京23区などのタクシー運賃が2022年11月14日に改定され、初乗り運賃の上限額が420円から500円に、メーター加算運賃が80円から100円に引き上げられました。
運賃改定を実施した地域は、東京23区、武蔵野市、三鷹市のいわゆる「東京特別区・武三地区」です。値上げは消費税の引き上げを除くと2007年以来、約15年ぶりです。
初乗り乗車距離は1.052キロから1.096キロとなり、初乗り運賃の上限額は420円から500円に引き上げられました。また走行距離に応じた加算金額も233メートルにつき80円から255メートルにつき100円に変更となりました。
国土交通省関東運輸局によると、これまでタクシー事業者はユニバーサルデザインタクシーの導入や配車アプリ・キャッシュレス決済機器の導入など、タクシーのサービスの質や安全性の向上に必要な投資を進めてきました。今後もさらなるサービスの向上やタクシー乗務員の労働環境の改善を図るためには、運賃改定が必要だとしています。
なお12月5日には名古屋市とその周辺(※)でも運賃の引き上げを実施します。
(※)名古屋市、瀬戸市、津島市、尾張旭市、豊明市、日進市、愛西市、清須市、北名古屋市、弥富市、あま市、長久手市、愛知郡東郷町、西春日井郡豊山町、海部郡大治町、海部郡蟹江町、海部郡飛島村
(大泉勝彦)
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