ガンプラを木目調で塗装 → 木工品と見間違うクオリティーに称賛 水星の魔女ならぬ木製の……ってこと？（1/2 ページ）

だじゃれのために注ぎ込む情熱と技術がすごい。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　「機動戦士Zガンダム」に登場したモビルスーツ「ジ・オ」のプラモを木目調に塗装した作品が、クオリティーも込められただじゃれも見事です。ジ・オといえばパプテマス・シロッコの乗機、シロッコといえば「木星帰りの男」、つまり木製の……（皆までは言わない）。

だじゃれ以前に塗装技術がすごすぎる

どのパーツも木材から切り出してニスで仕上げたような味わい

　ギャグ調の改造ガンプラを多数手がけているlllo（@lllo_web）さん（関連記事）が、HGUC 1/144 ジ・オをウェザリング（汚し塗装）用塗料で塗った作品。「水星の魔女じゃないよ木製のジ・オ」「だじゃれ言いたかっただけ」などと言いながら、塗装は入念に施されており、木工品のような味わいを実現しています。

アップで見るとさらにすごい

　プラモとは思えない出来栄えに、Twitterでは「ウェザリングも究めるとここまでできるんですね」「床の間に飾りたい」「模型秘伝帳・木の巻（プラモ狂四郎）みたい」「だじゃれもじわじわくる」「だじゃれのためだけに恐ろしい手間と技術」と驚きの声が多数。llloさんはほかにも、ギャンの頭部を『HUNTER×HUNTER』のゴンさんのように改造したり、機体の表面に『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本のページをびっしり貼り付けたり、自由な発想でガンプラを作っています。

画像提供：lllo（@lllo_web）さん