92歳祖母の手紙が“世代間”について考えさせられる　「70代の新参が介護施設にハローインだかでかぼちゃを飾りたがる」（1/2 ページ）

ハロウィーンをやりたい若手vs風流にしたい古参？

　日常のハッとするような気付きを与えてくれるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「その視点はなかった」。今回は、平和って難しい……と思わされるお話です。

（イラスト：逆襲）

この世から争いが無くならない理由

祖母（92歳）からの手紙に「介護施設の共有スペースに季節の詩や水彩画を飾りたい古参の私 vs ハローインだかなんだかのわけわからんカボチャを飾りたがる新参の奴ら」の攻防戦のことが綴られていた。70代と90代だと世代が違うし！好みも合わなかったりするよねぇ…

（平栗あずささんのツイートより）

　ぬいぐるみデザイナーの平栗あずさ（@bunny212azy）さんが、92歳の祖母から受け取った手紙のお話。それには「入居している介護施設の共有スペースに、季節の詩や水彩画を飾りたい自分たち古参勢。一方でハローインだかなんだかと、カボチャなどを飾りたがる70代の新参勢。この2勢力で攻防戦が繰り広げられている」という旨の内容がつづられていたそうです。

　70代と90代。若者から見れば同じ「高齢者」ですが、年の差を考えれば20年前後、親子ほどの違いがあります。おじいさんおばあさんだと一緒くたにせす、その点を気を付けて接していきたいものですね。

　このツイートには「70代を新参扱いするお祖母様強い」「『15歳と35歳は違うけど75歳と95歳はほぼ同じ』なんて言われるけど、やっぱり違いますね」「施設はいっちゃえば70も90も一緒じゃんって人いそうだけど、今の10代に30代と一緒だよって言えば絶対嫌がるだろうし、こういう事は幾つになってても気を付けないとなあ」など、世代の違いは年を取っても変わらない、気を付けなければ、という意見が寄せられています。

記事：たけしな竜美（@t23_tksn）