ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

セブン-イレブン商品「カマンベールとペンネのゴルゴンゾーラ」の名称に「順序が変では」と疑問 命名の理由を聞いた(1/2 ページ)

普通に考えたら「カマンベールとゴルゴンゾーラ(ソース)のペンネ」が妥当?

advertisement

 セブン-イレブンの冷凍食品「カマンベールとペンネのゴルゴンゾーラ」について、名前の順序が変では? などと、Twitterで疑問の声が上がっています。言われてみると、「カレーうどん」や「みそラーメン」みたいに、「カマンベールとゴルゴンゾーラのペンネ」のほうがしっくり来るかも……?

ペンネ 主体はペンネなのに、主張が一番強いのは「ゴルゴンゾーラ」

 公式サイトの紹介文によると、「カマンベールとペンネのゴルゴンゾーラ」は、「ほうれん草,ぶなしめじ,たまねぎ,ベーコンを使用した具沢山のゴルゴンゾーラソースで食べるショートパスタ」。料理の主体はペンネですが、商品としては「ゴルゴンゾーラ」が強調されていますし、パッケージでも一番目立つようデザインされています。

ペンネ 公式サイトに至っては、テキスト上では「ゴルゴンゾーラ」としか書いていない

 このネーミングに混乱した人は多い様子。Twitterでは「“チーズとパスタのチーズ”という謎の食べ物」「“クリームとうどんの明太子”みたいな?」「文字の収まり具合を考えてこうなったのだろうか?」などと、違和感を述べる人がみられます。

 その一方で、「このほうが味は伝わりやすい」「『ゴルゴンゾーラ』の強い語感から『買え!』という圧を受けるので商売として正しい気がする」と、デザインとマーケティングの面から評価する声も。また、英語表記の「Camembert&Penne with Gorgonzola Sauce(カマンベールとペンネのゴルゴンゾーラソース仕立て)」からすれば、おかしくないとする人もいます。

 さまざまな意見の上がった、このペンネのネーミング。セブン-イレブンに問い合わせたところ、現在ゴルゴンゾーラのほかにも「海鮮具材とペンネのアラビアータ」「パンチェッタとペンネのジェノベーゼ」を販売しており、ペンネ商品それぞれの違いを、「ソースの種類」で表現しているとの回答がありました。

ペンネ 3種類ともソースの種類を強調している

 商品名については、「具材+ペンネ+ソースの順で組み立てた」と、広報担当者。「お客様が商品をご覧になった際、ひと目見ただけでどのようなソース・味なのかがわかりやすくお伝えできればと思い、このような商品名になりました」と、編集部の取材に答えました。

 このように、「カマンベールとペンネのゴルゴンゾーラ」は、確かな意図があってのネーミングと分かりました。ただ、今回話題になった商品は、ペンネの前後に置かれた「具材」と「ソース」が、いずれもチーズだったせいで違和感が生まれたのかもしれませんね。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る