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レコードの表面に折ったレシートを当てると、そのレコードの音楽がレシートから聞こえてくる。そんな理屈はわかっていてもやっぱり不思議な現象を収めた動画が、Twitterで8万以上のいいねを集めています。
動画をTwitterに投稿したのは櫂 _ KAI INOUE(@KnowAudioIt)さん。やっていることはシンプルで、縦に折ったレシートをレコードの溝に当てているだけ。なのに、レコードに収録されている音楽が普通に再生されています。
動画でもけっこう大きめの音量が出ていることがわかりますが、この音はアンプやスピーカーを介したものではなく本当にレシートが鳴っているとのこと。レコードはエジソンが発明した蓄音機から基本的な仕組みは変わっておらず、レコード盤の溝に記録された音楽の波形を針で拾っている……ということは知識として知っていても、こうして目の当たりにするとやっぱりなんとも不思議です。
ちなみに、この動画でレシートが再生しているのはThe fin.の「Outer Ego」というアルバム。日本人ミュージシャンの作品ですが、80〜90年代のUKオルタナティブやシンセポップ、シューゲイザーといったジャンルから、近年のポップ・エレクトロニックの諸作品といった多数の要素を抱合したアルバムなので、興味のある方は聞いてみてはいかがでしょうか。
画像提供:櫂 _ KAI INOUE(@KnowAudioIt)さん
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