Twitterは12月13日、企業の認証バッジの色を金に変更しました。一時停止していたTwitter Blueの加入受付も再開しています。
Twitterではイーロン・マスク氏に買収されるまで、運営が認証した企業・団体や有名人のアカウントに青い認証済みバッジが付与されていました。しかし有料プラン「Twitter Blue」加入者にも青いチェックマークを付与するようになってから、“認証バッジ付き偽アカウント”が続出。これを受けて、同社はなりすまし対策として、Twitter Blue加入を一時停止し、企業などのアカウントに公式ラベルを付与。さらにTwitterのアカウントを見分けるために「金」「灰色」「青」の3色の認証バッジを導入すると発表していました。
今回の変更ではまず企業アカウントのバッジを金に。間もなく政府機関などに灰色のバッジを付与する予定としています。従来の認証プロセスで得られた青いバッジは今回の変更ではなくならないものの、「表示名やプロフィール写真を変更すると、再確認できるまでバッジが消える」と注意を促しています。
青い認証バッジについては、バッジをタップすると、Twitter Blueでバッジを得たかどうかが確認できるようになっています。Twitter Blueに加入している場合は「このアカウントは、Twitter Blueにサブスクライブしているため認証されています」、そうでない場合は「従来の認証済みアカウントです。注目されているアカウントの場合とそうでない場合があります」「このアカウントは、政府、ニュース、エンターテイメント、または他の指定されたカテゴリーに関連しているため、認証されています」と表示されます。
なおマスク氏は、従来の青い認証バッジは数カ月以内に削除するとの意向も示しています。
Twitterはこの変更と同時に、Twitter Blueの加入受付も再開。Webでの加入は月額8ドルのままですが、iOSアプリから加入の場合は月額11ドルとなります。加入者はツイート編集、1080p動画の投稿などの機能を利用可能。また近いうちに、検索やリプライで加入者を優先して表示するようになるとしています。
4月12日追記
マスク氏は、従来の青いチェックマークは4月20日までに削除するとしています。
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