「かいけつゾロリ」作者・原ゆたかさん“物語の作り方”を大公開！ 論理的に組み上げる手法に「マジですごい」「これは面白い」（1/2 ページ）

ハリウッド脚本術まで駆使なさってる。

[高橋ホイコ，ねとらぼ]

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　ポプラ社が、「かいけつゾロリ」シリーズの作者・原ゆたかさんの“物語の作り方”をnoteに公開。とてつもなく充実した内容が「マジですごい」「これは面白い！」などと話題になっています。

画像はnoteより

　「かいけつゾロリ」は、最新作の『かいけつゾロリきょうりゅうママをすくえ！』が72作目になる人気シリーズ。これだけの作品を生み出す原さんなら、物語作りに困ることなどないのでは……と、つい思ってしまいます。

最新作『かいけつゾロリきょうりゅうママをすくえ！』はシリーズ72作目（画像出典：Amazon.co.jp）

　ところが、実際は、毎回次は書けないかもしれないと不安になるといいます。そのため、何冊もシナリオの書き方などの本を読んでは学び直しているそうです。

　原さんの物語づくりはとても論理的です。起承転結シートや、ハリウッド方式のチャートを使うなど、しっかりとした手順が確立されています。

画像はnoteより

　noteには、実際にお話をつくる過程が詳細に書かれているほか、「かいけつゾロリ」のお話を作ったときの確認チャートなども公開されています。物語を書く人は必見です……！

　Twitterには、「めちゃくちゃ貴重な内容」「このテーマで完全に作劇術の本にできる」など絶賛の声が多数寄せられています。また貴重な資料を生で見るために「今すぐ『原ゆたか展』をやってほしい」との声も上がりました。

（高橋ホイコ）