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ベルギーを拠点にイラストレーター兼映画製作者として活動するヴィンセント・バルさん(Instagram/Etsy)の、影を使ったアートが人気を集めています。
ヴィンセントさんの作品は、日常でよく見る鍵やキッチン用品などの影を組み合わせることで完成します。落書きのような不完全に見えるイラストに、鍵の影を投影すると、あっという間に丸いテーブル席に座ってドリンクを飲む男性の姿が現れます。
充電器の影を使って、コンロの上に置かれた鍋を再現したアートには「カッコいい」「天才」といった称賛の声が寄せられています。他にもラムネの淡いブルーの影を使って、軍人風の男性がドリンクを飲んでいる作品も見られます。
もともと監督として映画制作を中心に活動していたヴィンセントさん。2016年に当時映画の脚本に取り組んでいた際、ふと机の上のティーカップの影を見て「小さなゾウのように見える」と思ったそうです。
そしてその場で影にイラストを描き足し、写真に撮ってInstagramに投稿したところうれしい反応がたくさん寄せられたとのことでした。それ以来ヴィンセントさんは影のアートを描くことが楽しくて止められなくなったのだとか。
ヴィンセントさんの作品はハンドメイドの商品を主としたオンラインマーケット「Etsy」でポスターとして購入可能。Instagramには他にも、首を振るお相撲さんのおもちゃの影を使ったフラダンスする女性のイラストや、グラスを使って雨の降るシーンを描いたイラストなどを見られます。
Image credit:Vincent Bal - Shadowology(Instagram/Etsy)
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