サウジアラビアで開催中のイベントに設けられた“日本エリア”の動画が「サイバーパンク感が最高」「行ってみたい」と話題になっています。いろいろ混ざったカオス空間だけど、だいたい合ってる……?
首都リヤドで開催されている「リヤド・シーズン2022」の目玉の1つで、世界10カ国の文化や料理を紹介・体験できる「ブルバードワールド(公式サイト)」内の日本エリア「ジャパンアニメタウン」での様子です。
エリア内には謎の「愛」「湯」といった漢字1文字の電飾看板から、「ハチ公」と書かれた“渋谷”や、「萌え&推し」「電脳世界」「総天然色」「不可避」と書かれた“秋葉原”が存在。大型ビジョンも数多く設置され、ビビッドな空間が誕生しています。
このエリアを撮影した動画を投稿したのは、一級建築士事務所「ADAAC」のCEOで建築家の會澤大志さん(@taishi_91126)。「メタバースで見るような日本がそのまま目の前に現れた感じで爆笑」と実際に訪れた感想とともに公開すると、フィクションの世界を再現したCGのような街並みが「面白い」「楽しそう」と話題に。動画は100万回再生を超え、約2万件のRTと約5万件のいいねを集めています(12月17日時点)。
ちなみに動画では、ガンダムやエヴァンゲリオン、グレンダイザーといったキャラクターの巨大像もみられます。
ジャパンアニメタウン実行委員会(東京・港区)によると、このエリアは、サウジアラビア政府の強い希望により、同国内で人気の高いアニメを中心に日本のエンタメカルチャーを体験できるパビリオンとして作られたとのこと。またこの日本エリアは、参加10カ国の中でも最も面積が大きく設定されており(約4万平方メートル)、23社および29のIP(知的財産)が出展しています。
ユニークな街並み以外にも、甘味処などのカフェ&売店コーナーや、浴衣レンタル、プリントシール機やカプセルトイが楽しめるゲームセンターエリアなどもあり、ジャパンアニメタウン公式Twitterアカウント(@JapanAnimeTown)でも動画が公開中です。イベント期間は1月22日まで。
画像提供:會澤大志(@taishi_91126)さん
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