歌もダンスもダメなアイドル、ただ一人のファンが彼女を推すワケは…… 愛し方がすごい漫画に「尊い」続出（1/2 ページ）

ちょっと独特な推し愛。

[きんじょうめぐ，ねとらぼ]

　歌もダンスもダメなアイドルを推すオタク青年の漫画に、9万件を超える“いいね”と、多くの読者から「尊い」の声が届いています。オタクくんの推しの愛し方がすごい！

他にファンはいなくても推し続けるオタク青年

　主人公の青年が推しているのは「うるみん」というアイドル。うるみんのファンは彼しかいないので、握手会の列も彼しかいません。

　マイナーグループな上に、歌もダンスもダメなうるみん。しかも、うるみんのメンバーカラーである「漆黒」に合わせた青年のファッションに「地味なあんたにはお似合いよ」と言ってしまうような、素直じゃない性格の持ち主でもあります。

　当然のように認知されている青年ですが、突然「あなた本当にポンコツですね」と真正面からダメ出しを始めました。ただ一人のファンからダメポイントを指摘され、さすがのうるみんも泣きそうです。しかし青年が言いたいのはそれだけではありません。

　「たとえ踊れなくても必死に頑張っているあなたの姿は、めちゃくちゃカワイイ」終始表情を崩さない彼でしたが、瞳と言葉からは愛がこぼれ落ちています。青年はそれだけ言うと、制限時間もあって「それじゃあ」と去っていったのでした。

　絶大なるインパクトを残されたうるみんでしたが、次のライブでは指摘されたところをビシッとキメて、青年を感動させていたのでした。そういうところが、うるみんの推さずにはいられないところなんですね！

　漫画には「これがテエテエってことか」「こんなアイドル推すしかないやん」「推し道の真髄を見た気がする」など、多くの読者が「尊い」を言い残しています。後ろに誰もいなくても時間制限守るオタクくん、とても良い。

　作者はTwitterユーザーのキシリモ（@MS_sousaku1）さん。Twitterには漫画「ダメドルと世界に一人だけのファン」の続きが投稿されています。

作品提供：キシリモ（@MS_sousaku1）さん