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「世界最長のストローで水を飲む」と題したショート動画が、1500万回を超える再生回数を記録する人気となっています。
投稿したのは、さまざまな実験のショート動画を投稿しているYouTubeチャンネル「Action Lab Shorts」。駐車場の上階からチューブを垂らして階下にある水を吸い上げます。
ストローで水が飲めるのは、ストローを吸うと中の気圧が下がって外の水が大気圧で押され、ストローの中を上がってくるから。理論上は10メートルの高さまでは飲めるということで、「理論上、水が吸える最長のストロー」は10メートルということになります(参考リンク1/2)。
チューブから水を吸い上げる実験者ですが、自分の口では4メートル強までしか吸い上げられませんでした。そこで真空ポンプを使って、チューブの中の空気を抜いていきます。すると気圧が下がったため沸点も下がり、チューブ内の水が沸騰し始めます。
結果、液体としての水を10メートル(理論上の限界)まで吸い上げることはできなかったと実験者は述べています。蒸発した気体が少量の液体をとらえることで、水が限界以上に上ってくることもある、とも説明。
動画には約130万の高評価がつけられ、「この人はクレバーな動画のアイデアに事欠かない」「学校の資料にするべき」などの声が寄せられています。
ロングバージョンの動画
(画像は動画から)
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