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“刀剣のつば”に書かれた崩し字をスマホアプリで解読 「武士の思い」までスキャンしたツイートが話題に(1/2 ページ)

こんなのも読み込めるのか!

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 現代人にはなにかと難解な日本語の“崩し字”ですが、それをスマートフォンアプリで簡単に解読してしまったツイートが注目を集めています。

 刀剣のつばに書かれた、判読が難しい文字。これをAI崩し字認識アプリ「miwo」を使って読み込んだところ、「わけのほる 麓の道はおほけれど おなじ高ねの 月をこそみれ」という一休宗純の和歌が現れました。

 歌意はさまざまに解釈できますが、同じ志を持ちながらも違う道を歩む敵に贈る歌とも解されます。

 投稿したのは、刀剣の展示ケースを製作している中村圭佑(@katana_case_shi)さん。解読したツイートには3万件以上の“いいね”が集まりました。中村さんは「当時この鐔(つば)を付けて戦った武士はこの和歌にどのような想いを重ねたのだろうか」とコメントしています。

 リプライ欄には「すごい 大学の時これ使いたかったw」「これで活用できれば、助かる職場は多いよね!」といった感想が。古文書に触れる機会のある人は大いに助かりそうなアプリです。

 なお、この投稿のつばの裏には「南無阿弥陀仏」とも書かれていたそうで、こちらに込められた意味に思いをはせる人も多く見られました。

画像提供:中村圭佑(@katana_case_shi)さん

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