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「藤原とうふ店!?」「ハチロクだって?」 トヨタ、水素エンジン仕様に換装したAE86 トレノをオートサロンで披露 EV(電気じどう車)仕様レビンも(1/2 ページ)

「イニD」風のデザイン……!

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 2023年1月13日に開幕した「東京オートサロン2023」で、トヨタ自動車が「AE86」を水素エンジン車と電気自動車にカスタムしたコンセプトカー「AE86 H2 Concept」「AE86 BEV Concept」を発表して話題になっています。

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エンジンをコンバージョンした2種類の「AE86」が登場!(画像はYouTubeより)
TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス

 2023年のオートサロンでは「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」をテーマに掲げ、多様なコンセプトカーを出展しているトヨタ自動車。話題になっている「AE86」はイベント初日に行ったプレスカンファレンスで発表されました。

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「AE86 H2 Concept」(右)と「AE86 BEV Concept」(左)(画像はYouTubeより)

 ベースになっているのは、言わずと知れた“ハチロク”こと「AE86」。スプリンタートレノの「AE86」は4A-Gエンジンを活用した水素エンジンに、カローラレビンの「AE86」は電気で動くモーターに、それぞれパワートレインが積み替えられています。その一方でマニュアルミッションは残されており、クラッチやシフトの操作は従来通り楽しめるそうです。

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エンジン以外は極力オリジナルの装備を残しています(画像はYouTubeより)

 カンファレンスに登壇した豊田章男社長は「販売するクルマを電気自動車にするだけでは、(旧車を保有している人がいる以上)2050年のゼロカーボンを達成できない」とし、そのためにも「クルマ好きのためのコンバージョンEV」という選択肢を用意したいと語っていました。

 まさかすぎるコンセプトカー発表はSNSでも大きな話題となり、漫画『頭文字D』に登場するハチロクのサイドボディーにかかれている「藤原とうふ店」をオマージュした「電気じどう車」という表記などにも注目が集まっていました。

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