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車に乗り込んだら、見知らぬ男がドアを開けてきて…… 深夜のコインパーキングで起きた恐怖の実録漫画にゾッとする(1/2 ページ)

誰にでも起こり得ることだから、しっかり気を付けたい。

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 コインパーキングに停めていた車に乗り込んだら、見知らぬ男が後部座席のドアを開けてきて……。3年前、ある女性が実体験を元に描いた注意喚起の漫画が再び話題になっています。投稿には「怖すぎる」「みんな気を付けような!」とコメントが寄せられ、記事作成時点で13万4000件のいいねを集めました。

 投稿者は、梅茶(@mgnxx)さん。自身が体験した恐ろしい出来事を漫画にし、「老若男女関係なく、もちろんわたしも含め、みんな用心していきましょうね」というコメントとともに紹介しています。

コインパーキングで車に乗ったら、見知らぬ男が後部座席のドアを開ける画像
コインパーキングで車に乗ったら、見知らぬ男が後部座席のドアを開けてきて……

 ある冬の夜、時刻は0時半ごろ。梅茶さんは、駅から一本道を歩いて5分ほどの場所にあるコインパーキングに停めていた車に乗り込み、車を温めるためエンジンをかけました。清算に使う小銭を出そうとしていたそのとき、後ろから「ガチャ」とドアの開く音が……。梅茶さんが振り返って後方を見ると、なんと見知らぬ男が後部座席ドアを開けて、こちらをのぞき込んでいたのです!

内側から必死でドアを閉め、ロックをかける画像
内側から必死でドアを閉め、ロックをかけます

 男と目が合った瞬間、血の気が引いて動悸(どうき)がしたという梅茶さん。怖がっていることに気付かれないよう、必死で男をにらんだまま「どなたですか」とたずねました。すると男は「……スイマセン」と一言。梅茶さんは意味が分からず混乱しながらも「閉めてください!!」と強く男に伝えました。

 男はそっとドアを閉めましたが、半ドアになっており、梅茶さんは渾身の力で中からドアを閉め直します。その後すかさずドアロックをかけようとするものの、動揺のあまり開錠と施錠のどちらを押せばよいのかわからなくなるほど気が動転していました。

なおも車に侵入しようとする男の画像
なおも車に侵入しようとする男

 無事にドアロックをかけた直後、今度は外からガチャガチャガチャガチャッとドアを開けようとする音がします。男が明らかに車に侵入しようとしていることがわかり、梅茶さんは恐怖におびえながら110番にかけようとします。

 しかし、外は静かになりました。少し冷静になった梅茶さんの頭に、けがをしたわけでもなく、何かを盗られたわけでもないのに簡単に警察へ通報してもよいのかと迷いが浮かびます。とはいえ、男が外で隠れている可能性も大いにあること、まだ駐車料金の清算をしていないことを男が見ていた可能性があることから、この状況で外へ出てはいけない! と判断しました。

警察に通報し、無事に帰ることができました画像
警察に通報し、無事に帰ることができました

 そして梅茶さんは警察に通報。状況を聞いた警察官は、「今パトカー向かってますからね。絶対に外へ出ないでくださいね」と何度も声をかけ、注意を促してくれました。5分ほどで6人の警察官が到着し、梅茶さんは無事に帰ることができたといいます。時間にして1時間弱の出来事でした。

 男はどこかからついてきたのか、それとも待ち伏せだったのかは分かりません。幸い無傷ですみましたが、人通りのある道路沿いで起きた恐ろしい出来事に「誰にでも起こり得ることなんだ」と身をもって実感した梅茶さんなのでした。

 梅茶さんは「なるべく人通りの多い道や駐車場を選ぶこと、また、クルマに乗る前の周囲確認、乗ったらすぐにカギをかけること!」「もしそれでも危険を感じたら、通報しよう」と呼びかけています。

 漫画は現在再び拡散されており、「これはこわい」「夜間運転する事が多いからひぇ…ってなった」「怖すぎる……乗ったらすぐロック、覚えました」などの声や、「これ…経験あり。まじで気をつけてほしいです」「セルフのSSでこれやられた」など、似た体験をしたことがあるという人からのコメントが寄せられています。

 梅茶さんの言うように、これは老若男女関係なく誰にでも起こりうること。特に1人で運転中に駐車や給油、信号待ちなど車を停車するときには、梅茶さんの体験やアドバイスを参考にして危険から身を守れるようにしたいものですね。

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