家族で引き継がれてきた振袖を、令和の成人式で着てみたら…… 美しい着物と現代風の着こなしに「素敵すぎ」「胸がジーンとしました」(1/2 ページ)
時代を感じる着こなしに注目。
家族で受け継がれてきた振袖を、令和に成人式をむかえた女性が流行を取り入れて着てみたら……。そんな動画がInstagramに投稿され、「すごくすてき」「胸がジーンとしました」と話題になっています。動画には、記事作成時点で4000件を超える“いいね”が集まりました。
投稿者は、2023年に成人式を迎えたモデルの古橋万琳(まりりん)(@__maririn__02)さん。動画は、家族で大切にしている振袖の思い出をまとめたものです。
古橋家の振袖は、布地の全てを絞り染めで染めた“総絞り”と呼ばれる伝統的な染め方でつくられたもの。白地に水色とピンクの柄が入っている上品なデザインです。
この振袖は42年前、万琳さんのお母さんのお姉さんが着て以来、家族の間で受け継がれているのだとか。次に着たのは古橋さんのお母さん。きれいに結い上げたヘアスタイルから時代が感じられます。さらに、10年前には古橋さんの1番上のお姉さんが、8年前には2番目のお姉さんが成人式で着用しました。
そして今回、成人式を迎えた万琳さん。家族で大切にしてきた振袖を現代風のコーディネートでおしゃれに着こなしています。
ゆるめに編んだ髪の毛には、上品な色合いの花飾りやリボンを重ねづけ。さらに、近年トレンドの水引をあしらい華やかな印象に仕上げています。
振袖の下には透け感のあるトップスを仕込み、襟と袖口からちらりと見せてガーリーな雰囲気に。
さらに、振袖の色に合わせた帯はおばあちゃんのものなのだとか。クラシカルな振袖を、洋装をとりいれた着こなしで「令和風」にしています。
「昔の振袖でも小物を変えて、コーディネート次第で今風に着られます」という万琳さん。振袖の着こなしも、ヘアメイクも本当にすてきです!
動画には、「お色も、アレンジも可愛い。大切に管理されてたのでしょうね」「こうして受け継がれていくのってすごくすてき」「皆さんそれぞれの想い出があって、それを皆様でお話しされる風景を想像すると胸がジーンとしました」「着物って本来こうやって繰り返して着るもの、、その価値があるモノのはず。その時代にあったアレンジで楽しむ……素敵すぎです」など、多くの称賛の声が寄せられていました。
家族で大切に受け継がれてきた振袖は、きっとこの先もすてきな記憶とともに引き継がれていくのでしょうね。
古橋万琳さんは、この他にもInstagramアカウント(@__maririn__02)やYouTubeチャンネル「猫とまりりんの物語」でさまざま動画や写真を公開中です。
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