ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

ミスド×鎧塚シェフの「ヨロイヅカ式ドーナツ」全6種実食レビュー こだわり強めの絶品ショコラドーナツを食べ比べてみた(1/2 ページ)

この食感の重なりが、ヨロイヅカ式ドーナツ!

advertisement

 ミスタードーナツは、パティシエの鎧塚俊彦さんと共同開発した「misdo meets Toshi Yoroizuka」を期間限定で販売しています。1月11日発売の「ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ」4種と、1月25日発売の「ヨロイヅカ式デニッシュショコラドーナツ」2種は、どれも味や食感へのこだわりが強く感じられ「なるほど、これがヨロイヅカ式……」と頷いてしまうほど。全6種を実食レポートします。

 1月11日に発売されたのが、「ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ(関連記事)」。トッピングがチョコレート尽くしの「トリオレショコラ」、ココナツと塩キャラメルクリームを乗せた「ノワドココ」、まるでケーキのような「モンブラン」、ピスタチオクリームを絞った「ピスターシュ」の4種類で、「この食感の重なりがヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ」と書かれた紙箱入りで販売しています。

 「ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ」の生地は、ガトーショコラをイメージしてミスタードーナツが新たに開発したもの。こだわりの生地のおいしさを引き立てるため、上に乗せるクリームやトッピングを鎧塚シェフと共同開発し、4種の「ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ」が誕生しました。

ヨロイヅカ式ドーナツ
1月11日発売の「ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ」

 まずはドーナツ部分だけを食べてみようと早速手に取り割ろうとすると、予想外に固さを感じました。ぐっと力を入れて割り、口の中へ。すると噛むごとに“サクッサクッサクッ”と心地良い音が広がりながら、ドーナツがショコラの香りとともにホロホロと口の中で溶けていきます。ミスタードーナツで通常販売している「オールドファッション」にやや近いものの、これまで食べたことのない食感と香りに驚きました。

ヨロイヅカ式ドーナツ
ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツの断面

 4種類のトッピングの中でも記者のお気に入りは、ローストココナッツがたっぷり乗った「ノワドココ」。真ん中の甘い塩キャラメルクリームがとろっとろで、ドーナツやココナッツのサクサク食感と混ざり合うとたまらないおいしさでした。

ヨロイヅカ式ドーナツ
「ノワドココ」のとろとろ甘〜い塩キャラメルクリーム

 すこし期待しすぎてしまったかな? と感じたのが、「ピスターシュ」。鮮やかな黄緑色のピスタチオクリームは、見た目に反してあっさり軽い口当たりです。記者はピスタチオの濃厚な味わいが好きなので少し物足りなく感じました。ただ、ガトーショコラドーナツ自体の香りやココアパウダーの苦みとの調和は取れているため、多くの人が食べやすいおいしさを追求したのかもしれません。

ヨロイヅカ式ドーナツ
ピスターシュ(テイクアウト248円、イートイン253円)

 ベースはどれも同じドーナツながら、トッピングによって全く違う味わいの「ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ」。ぜひ食べ比べて、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

ヨロイヅカ式デニッシュドーナツも仲間入り

 1月25日には、「ヨロイヅカ式デニッシュショコラドーナツ」2種が新たに登場。こちらは空気をたっぷり含んだ、デニッシュ生地のドーナツです。さくさくっと軽い食感ながら、ふんわりと厚くて食べ応えがありました。

ヨロイヅカ式ドーナツ
空気をたっぷり含んだザクザク食感の「ヨロイヅカ式デニッシュショコラドーナツ」

 バナナフィリングとショコラホイップを挟んだ「バナーヌ」は、ゴールデントッピングにココアパウダーを掛け、チョコレートを線がけした見た目が華やか。鼻を近づけてにおいをかいでもさほどバナナの香りはしないものの、一口食べた瞬間にびっくり! 口いっぱいにぶわぁっっとバナナの風味が広がり、思わず「これ、すごい!」と声を上げてしまうほどでした。チョコとバナナの組み合わせが好きな人にぜひ食べてほしいドーナツです。

ヨロイヅカ式ドーナツ
バナーヌ(テイクアウト248円、イートイン253円)

 「マロンキャラメルサレ」に挟まれているのは、イタリア産マロンを使ったクリームと塩キャラメルクリーム。表面をグレーズでコーティングし、上からナッツを散らしています。手で割ろうとするとグレーズに細かなヒビが入ってぱらぱらと崩れてしまうため、汚れても良い服で豪快にかぶりつくのがお勧め。味は「ヨロイヅカ式ドーナツ」6種の中で最も甘く、コーヒーや紅茶と一緒にゆっくりと味わいたいおいしさでした。

 先に紹介したガトーショコラドーナツの「モンブラン」とデニッシュドーナツの「マロンキャラメルサレ」はどちらもマロン味のクリームを使ったドーナツですが、2つは味も食感も全くの別物。「モンブラン」はマロンの香りや濃厚さが、「マロンキャラメルサレ」はキャラメルの甘さやパリサク食感が強い印象です。栗のスイーツが好きな人は2つを食べ比べてみるのも楽しそうです。

ヨロイヅカ式ドーナツ
味や食感が全く異なるマロンのドーナツ(左:マロンキャラメルサレ、右:モンブラン)

 「misdo meets Toshi Yoroizuka」は、全て同一価格。テイクアウトの場合248円、イートインの場合は253円です。いずれも期間限定販売で、なくなり次第終了とのこと。また、記者が購入時には店の外まで長い行列ができており、一部商品は品切れになっていました。どうしても食べたい! という人は、受取日時指定の予約ができる「misdoネットオーダー」の利用がお勧めです。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る