「酒呑童子」「鬼」 大江山の伝説にちなんだタクシー「鬼タク」登場 地元駅から観光地を格安で結ぶ（1/2 ページ）

地元の駅から観光地まで、片道800円。

[鈴木伊玖馬，ねとらぼ]

　京都府福知山市にある大江地域で、車体に鬼の顔を描いたタクシー「鬼タク 特別仕様車」が登場。2023年2月2日から運行を開始しました。

車体に鬼の顔を描いたタクシー「鬼タク 特別仕様車」

　鬼タクのデザインは、平安時代の武将・源頼光が、頼光四天王と呼ばれる家臣らを従えて、大江山の鬼「酒呑童子」を退治したという伝説がモチーフになっています。

　イラストは、「ウルトラマン」や「ウルトラ怪獣」の生みの親として知られるイラストレーター・成田亨さんが手掛けています。

鬼退治の伝説が残る大江地域

「ウルトラマン」などのデザインを手掛けた成田亨さんの絵をラッピングしています

　鬼タクが運行するのは、地元の大江駅から近くの観光地を接続する定期路線で、土・日・祝日の休日限定となっています。事前予約が必要で、観光目的であれば誰でも利用可能です。また地域住民の利用も受け付けているようです。

大江駅から地元の観光名所を回ります

　運賃は片道800円。利用する場合は、希望日の前々日17時までに連絡が必要となります。