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サッカー日本代表の元監督、アルベルト・ザッケローニが集中治療を受けていることを、イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が現地時間2月10日に伝えました。
報道によると、ザッケローニはイタリア北東部のチェゼナーティコの自宅で転倒し、地面で頭を打ち意識を失ったらしく、すぐに救急隊員によって病院に搬送され、現在は集中治療室に入っているそうです。
当初、脳振とう、ならびに頭部外傷と診断されましたが、頭を打って意識を失ったのか、別の症状による転倒なのかは今のところ不明とのこと。まだ意識は戻っていないといいます。
イタリアのACミラン、インテルなどを率いてきた経験を持つザッケローニは、2010年から2014年まで日本代表チームの監督を務め、2011年にアジアカップ優勝へ導きました。2014年にはブラジル・ワールドカップ本大会への出場を決めるも、2敗1分けでグループリーグ敗退という結果に。それを受けて日本代表監督の退任を表明しました。
その後、中国のサッカーチーム北京国安、UAE代表の監督を務め、2020年に監督業を勇退してからは解説業に移行。国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループメンバーとしても活動し、タールで開催された2022 FIFAワールドカップの分析などで活躍していました。
(五月アメボシ)
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2014年、2018年のW杯の戦友。