壁にスタンプを押してしまった子どもへ、意外な言葉をかけた夫の神対応エピソードを妻がTwitterに投稿しました。ツイートは多くの反響を集め、「見習いたい」「すごすぎる」と記事執筆時点で8万7000件以上のいいねを集めています。
夫のしたことで「びっっっくり」したこと
私が旦那のしたことでびっっっくりしたのは、子供が壁にスタンプ大量に押してたことがあって、それを見てまず、すごい!こんなバランス良くできるなんてよく考えてるね!!写真とっていい?って言って撮って、撮ったからこれは消すね!次からはずっと残せるようにお絵描きの紙にやろうね!って言ったこと(うずらさんのツイートより)
投稿者のうずら(@UzuraUz)さんは、夫の子どもへの接し方で驚いたことがあるといいます。それは子どもが3歳くらいのころ、壁に大量のスタンプを押してしまったときのことでした。
夫は子どもを叱るよりもまず「すごい! こんなバランス良くできるなんてよく考えてるね!! 写真とっていい?」と子どもを褒め、壁に押されたスタンプの写真を撮りました。そして「撮ったからこれは消すね! 次からはずっと残せるようにお絵描きの紙にやろうね!」と声をかけたというのです。
うずらさんによると、子どもが壁にスタンプを押したのはこれが初めてで、まだ「悪いことをしている」という自覚がなかったそうです。夫はその後「壁はお絵描きをして良いところではないからやめようね」「お絵描きは書いても良いよと言われた物だけにね」と真剣に伝えたのだとか。
それ以来、子どもが壁にスタンプや落書きをすることはなくなりました。そしてスケッチブックに絵を描くことが好きになり、テーブルに常備している画材を使ってお絵描きや工作を毎日楽しんでいるそうです。
うずらさんは、自分なら子どもを叱ってしまい、スタンプを勝手に使わせないようにするだろうとつづり、夫の対応を「すごいと思った」と感心したのでした。
子どもがやってはいけないことをしたとき、大人はつい頭ごなしに叱ってしまいがちです。まず子どもをのしたことを受けとめた上で「これはしてはいけないこと」だときちんと伝え、間違いを繰り返さないように諭すといううずらさんの夫の神対応は「見習いたい」「こんなことをサラッと言える親になりたい」と多くの反響を集めました。
なお、うずらさんによると、夫は悪気があってしたことと、危険なことをしたときには子どもをしっかり叱っているそうです。叱るべき場面ではきちんと対応し、叱らなくても良い場面では伝え方を工夫する。うずらさんの夫の子どもへの接し方は、子育てや教育の場面で参考になりそうですね。
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