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イラストが第三者に不正利用される懸念などから物議を醸したイラスト生成AI「mimic」の正式版がリリースされます。2月15日公開予定です。
mimicは、イラストレーターの絵の特徴を学び、イラストを作成するAIサービス。2022年8月のリリース直後には、イラストの“自作発言”や“他人の絵の悪用”を心配する声が上がり、サービスを停止する事態に。それから、9月に事前審査制などの不正対策方針を発表。11月にベータ版2.0を正式にリリースして以降、今回の発表によると公開から3カ月で1万人以上のクリエイターに利用されたといいます。
正式版では、「クリエイターの一覧機能」や「リメイクイラスト投稿機能」「サブスクリプション機能」「広告機能」などが追加されます。また、ベータ版では最大2個までイラストメーカーを無料で作成可能だったものの、正式版では1個までとなるとのこと。なお、ベータ版以降に伴い、データ削除を行う予定はなく、ベータ版ですでに作成済みのイラストメーカーは引き続き利用可能だと言います。
運営は、発表において「弊社のリソース不足により未だに審査中となっている方々に関しては、大変申し訳ございません」としながら、「イラスト投稿サイトとの相互リンクをご設定いただけますと円滑に審査を行うことが出来るため、大変助かります!」と協力を呼びかけ。「今後もmimicは『クリエイターの役に立ち、創作活動を盛り上げる』をミッションとして、一歩ずつサービスを改善していきます。今後とも何卒よろしくお願いいたします」と結んでいます。
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