おばあちゃんが深夜に体験した怖い話の漫画が、オバケが出てくるよりもよっぽど怖い話でした。作者はInstagramにホラー漫画を投稿しているけむりん(@kemurin_p)さん。
年末のある夜中に、不審な物音で目が覚めてしまったおばあちゃん。その音は玄関の方から聞こえてきましたが、寝室からは暗くて確認できません。仕方なく部屋を出て玄関の外灯を点けると、なんとそこにはふたつの人影があったのでした……!
明らかに鍵を開けようとしていましたが、明かりが点いたことで慌てた2人の泥棒。しかしそれであきらめたわけでなく、よりによって「裏だ!」と言って、裏口に回ることにしたのでした。
人がいても構わず盗みに入ろうとしている泥棒、すなわち強盗に狙われていると知ったおばあちゃん。よりによって裏口は鍵を閉めておらず、強盗よりも早く鍵を閉めようと走りましたが、あと少しというところでドアノブが回ってしまったのでした。
「シャーン!」ドアが開いたと同時に、大きな音が鳴り響きました。鍵は閉めていなかったものの、運良くチェーンはしてあったのです。強盗は「チィッ」と舌打ちをして、その場を去っていったのでした。その後の警察の話によると老人宅を狙った押し込み強盗が付近で相次いでいるとのことで、おばあちゃんは危なくその被害に遭うところだったのでした。ちゃんと戸締まりしようね!!
お年寄りが住んでいることや裏口があることを把握していたため、入念に下調べをしていたのかもしれません。日頃から防犯対策をしっかりしておきたいですね。
漫画には読者から「おばけより生きてる人間の方がほんと怖い」「ご無事でよかった」「うちのおばあちゃんも何度言っても鍵閉めない」などのコメントが寄せられており、戸締まりの大切さが心に刻まれます。
作品提供:けむりん(@kemurin_p)さん
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