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米海洋研究所が、海中に沈む「タイタニック号」を撮影した世界初の映像のノーカット版を公開しました。
映像を公開したのは、米・マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋研究所(WHOI)です。タイタニック号は1912年に処女航海中に氷山と衝突したことで沈没した豪華客船で、映画「タイタニック」の題材になったことで世界中に広く知られています。
海中に沈んだタイタニック号が再び人の目に触れたのは1980年代のことでした。85年にWHOIの調査チームが沈没した場所を特定し、約9カ月かけた準備を経て、96年になって3人乗りの有人潜水艇と遠隔操できる小型の無人潜水艇を使った調査を実施。世界で初めて海中に沈むタイタニック号の映像の撮影に成功しました。
当時撮影した貴重な映像はさまざまなメディアを通して人々に届けられましたが、WHOIが新たに公開した映像はナレーションなどが入っていないノーカット版となっています。
約1時間22分にわたって、海中に沈んでいるタイタニック号の船体や内部の様子が記録されており、映画「タイタニック」で印象的なロケーションとなった船首から、前方デッキなどをじっくりと観察することができます。
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