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「デザインと視認性は別物」 デザイナーが施設で見かけた“立体のピクトグラム”が話題に(1/2 ページ)

コメントでは改善策を提案する声も。

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 スマートなデザインでありながら、光の当たり方により見づらくなってしまったピクトグラムの画像がTwitterで話題を呼んでいます。

マークの下に影が……!

 投稿者は、デザイナーのRyo Yoshitake(@ryo_pan)さん。このツイートには、4万6000件以上の「いいね」が集まっています。

 画像に写っているのは、エレベーターや多機能トイレのマーク、その方向を示す矢印などが立体で作られたピクトグラム。ところが、光源が上にあるためマークの下には影が。ピクトグラム自体も黒色なので、一見するとマークと影が同化しているようで表示が読み取りにくくなってしまっています。

 デザインとして洗練されており、光が反射しても見やすいという点では機能性もある立体のピクトグラム。しかし、このように環境によってはかえって視認性が下がってしまう場合もあるという、デザイナーの視点ならではの発見です。

 この投稿には、「デザインと視認性は別物ですね」「デザインが置かれる環境も考えないといけないですね。勉強になりました」などの声が。

 また、「非常口みたいに蛍光灯を内側に入れて光らせた方が…」「凸でなく凹にすればよかったかも」「背景を暗色、絵を明色にすれば立体的でも影で見づらくなることはないと思う」と、このピクトグラムの改善案を考えてみるコメントも集まっていました。

画像提供:Ryo Yoshitake(@ryo_pan)さん

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