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半導体のかけらをちりばめて作ったアートが、宇宙のような輝きで鑑賞する人を魅了しています。発想もさることながら、まずそのきらめきに心を奪われる。
青赤緑黄色など多彩な輝きを放つこのアートを手掛けたのは、淵上直斗(@pucchiyo)さん。同作の原点は、高校時代に魅せられて、大学でもその道を専攻した、量子力学の世界だといいます。
作品のテーマは「量子力学における存在や実在、物質世界の構造」で、量子力学によって理解され発展してきた側面のある半導体を制作に使用。粉砕して大量に並べ固めることで、「半導体に囲まれて生活しているわれわれの時代性や、誰1人理解していないが使い方だけは分かっている“奇妙な量子力学”によって、現在の便利な生活があることを演繹(えんえき)的に提示できないか」試みているとのことです。
Twitterでも「宇宙の中にいるみたい」「半導体の独特な反射を螺鈿(らでん)細工のようにするすごいアイデア」と好評の作品は、3月1日から7日まで、大丸東京店で展示されるとのことです。
動画提供:淵上直斗(@pucchiyo)さん
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