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オランダを拠点にペーパーアーティスト兼セットデザイナーとして活動するレイラ・メイ・アーサーさんの、ヨーロッパの街を思わせるような建物を模した紙の彫刻が注目を集めています。
レイラさんの作品の1つが、4カ月も費やして制作した4階建ほどのヨーロッパ風の建物の彫刻。パブやレストランなどさまざまなお店の看板が見られます。中には「麻婆豆腐」と書かれた看板も……。そんな建物の彫刻は、真っ白な紙で作られているため、スペインのアンダルシア地方一帯に見られる「白い町」を彷彿(ほうふつ)とさせるようです。
他にもアーサーさんは、靴屋さんのショーウィンドウに飾るために、たくさんの窓が印象的なカフェテリアのある建物の彫刻も制作しています。この作品には、「素晴らしい」「すごい精巧に作られている」といった驚きの声が寄せられています。
レイラさんは紙を何層も重ねて、手作業で慎重に切り絵のように紙をカットしていくそうです。Instagramには他にも紙で作ったボートや小さな温室などが投稿されています。また彫刻の他にも、切り絵のように複雑に切り込みを入れた紙を灯籠のように仕上げた作品も制作しています。中から光を当てることによって現れる影絵がとても神秘的で、きっと魅入ってしまうことでしょう。
Image credit:Layla May Arthur(Instagram)
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