ある「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」プレイヤーの、「サンドイッチを作って宇宙を目指す試み」がTwitterで注目を集めています。なんと、具材のソーセージを積むと宇宙へ行ける!?
同作には休憩してポケモンの身体を洗ってあげたり、サンドイッチを作って一緒に食べたりできる、ピクニックのシステムがあります。話題の裏技は、この調理パートにおける物理演算の仕組みを応用したもの。特定の場所でピクニックを始め、具材のソーセージ(やきチョリソー)を積み重ねていくと、視点の位置がどんどん高くなっていくというものです。
この技を研究しているゆーだい(@yuudainano)さんは、視点を極限まで高めるのに成功しました。カメラは世界を飛び出して、宇宙にまで到達。漆黒の宇宙で呼びかけられる、「パンをのせよう!」「ピックをさそう!」のかけ声がめちゃくちゃにシュールです。
ゆーだいさんに、より具体的な発生条件を聞いたところ、まず西1番エリア中央のポケモンセンターから少し北へ進み、風車の中で柱に向かってピクニックをするのが第1条件とのこと。具材に「やきチョリソー」を使うと、一番再現しやすいのだそうです。
ここから柱にやきチョリソーを埋め込むように置き、続けて重ねていくと、カメラワークがどんどん上昇。屋根の上に達してから、一定の間隔でやきチョリソーを落としたところ、カメラが宇宙まで飛び出したとのことでした。ただ、宇宙から何の手掛かりもなしにやきチョリソーを積み続けた結果ですから、再現にはかなりの修練が求められそうです。
もともとは「具材をいかにして派手に飛び散らせるか」に始まり、一部のプレイヤーに「サンドイッチ爆発学」と呼ばれていたというこの試みは、今や発展して宇宙にまで進出。ゆーだいさんはその後も「時間帯によって地球の色が変わる」「何もない宇宙でサンドイッチを完成」など、研究成果を続々と発表しています。
※サンドイッチを積み上げる過程でエラーが出た例も報告されています。試す場合は自己責任でお願いします
画像提供:ゆーだい(@yuudainano)さん
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